世紀のエモ作品!『仮面ライダービルド』をオススメしたい!!!!

登場人物

 

ソンちゃん・・・仮面ライダーにハマったのは『エグゼイド』から。推し作品は『オーズ』と『ビルド』。

 

ゲンくん・・・好きな平成ライダーは一期寄りの懐古厨。推し作品は『龍騎』、『オーズ』。

 

 

 

 

 

ソン:ゲンくんゲンくん!今日は仮面ライダーに興味を持ってくれたお友達に『ビルド』を紹介したいと思うよ!

 

ゲン:うん。ソンちゃんの推しライダーだね。じゃあ責任持ってしっかりプレゼン頼むよ。

 

ソン:わかった!!少しプレッシャーだけど頑張っちゃうよっ!!!!!

 

おススメポイントの①魅力的なキャラクター達・*:..。o○☆*゚¨゚゚

 

ソン:まずはね!主人公である仮面ライダービルドに変身する桐生戦兎と、仮面ライダークローズに変身する万丈龍我の関係がエモすぎなんだよ!!

 

ゲン:エモいとか言う抽象的な表現はやめて、どういう関係性なのか伝えた方がいいんじゃない?

 

ソン:あ…うん。戦兎は記憶喪失の天才物理学者で、既に仮面ライダーとしての活動を始めて居たんだけど、第1話の中で脱獄犯の万丈と運命的な出会いを果たすんだよね!

 

ゲン:何が運命的か分からないし主観が入ってると思うけど、まぁ続けて。

 

ソン:う、うん。殺人の容疑をかけられた万丈は冤罪を訴えるんだけど、戦兎はそんな万丈を信じることにして逃走を手助けするんだよ。2人のあ…逃避行がここから始まるんだよ!

 

ゲン:(コイツ今『愛の逃避行』って言おうとしたな)

 

ソン:そして2人の関係を語る上で欠かせないのが第3話「正義のボーダーライン」!戦兎が万丈に「見返りを期待したら、それは正義とは言わない」と投げかける名シーンは、ビルドの根幹に流れるテーマでもあるよね〜。

 

ゲン:万丈は冤罪を晴らしたいだけで、戦兎と違って正義のヒーローになりたいわけじゃ無いんだけど、まあ脚本の都合で丸め込まれるというね。

 

ソン:なんか微妙にトゲが無い…?ゲンくん。

 

ゲン:いや?そんなことは。というか第2話で万丈の恋人が死ぬ話はスルー?

 

ソン:わわわ!だってネタバレになっちゃうでしょ!やめてよゲンくん。

 

ゲン:ネタバレもクソも無いでしょ。ソンちゃんが最初に万丈が仮面ライダークローズに変身するって言っちゃってるし。

 

ソン:テヘペロ。そうそう、万丈は恋人の遺したドラゴンフルボトルでクローズに変身するんだよ。エモいよね。

 

ゲン:すぐエモいって言うのやめなよ。あとテヘペロは古いよ。

 

ソン:ぴえん。

 

 

 

おススメポイントの②多彩なヒーロースーツ・*:..。o○☆*゚¨゚゚

 

ソン:さっきドラゴンフルボトルの話をしたけど、ビルドは怪人から採取した成分を使って「フルボトル」というアイテムを作り、2本の「フルボトル」をベルトに刺して変身するんだ!これがシンプルながらもスタイリッシュで格好いいんだよね〜〜〜。

 

ゲン:『仮面ライダーダブル』と似てるよね。

 

ソン:え?

 

ゲン:『ダブル』も2本の「ガイアメモリ」で変身するからさ。

 

ソン:うん…そうだけど…ビルドの「ボトル」は全部で60本!組み合わせも自由でカラフル!でもでも!中には「ベストマッチ」と呼ばれる組み合わせがあってこれは戦兎と万丈の関係性もベストマッチ(

 

ゲン:戦万の話は今よくない?

 

ソン:そっかごめん…そう!ベストマッチの組み合わせはヒロインである美空の「好きなもの」と「その命を奪うもの」…兎だったら戦車、のようなモチーフが選ばれてるって言うのが物語中盤で明かされるんだけど、こういう隠された設定もエモ…切なくていいんだよね。

 

ゲン:もうネタバレは気にしないのか。というか「ベストマッチの真実」は話の展開的にやる事がなくなってきて急遽でっち上げられた後付け設定だよね。確実に。

 

ソン:そんなことないもん!綿密に練られた設定だもん!まぁいいよ!次の紹介はみんな大好きなビルドのラスボスについてだよー!!!

 

 

 

おススメポイントの③最強のセクシーヴィラン⭐︎

 

ソン:お待たせしました!エボルト様の御紹介でっす!!!!!!

エボルト様はねー。火星を侵略した地球外生命体なんだけど、地球では前川泰之さん演じるイケオジの姿で、変身後の声は金尾哲夫さんのセクシーボイス、変身後のスーツアクターは岡田和也さんで動きがまたセクシーなの!首の傾げ方から指の先まで全部セクシー!セクシーの権化!!!!

 

ゲン:急に熱量がすごいね。何気にさらっと正体バラしてるし。

 

ソン:いいの!だってエボルト様の魅力を伝えない事にはビルドは語れないもの!

 

ゲン:まぁその点については同意かな。

 

ソン:ホント⁉︎良かったぁ…。

 

ゲン:うん、作中最強で物語の全てを裏で操ってた黒幕だしね。最初に話してた戦兎と万丈の出会いだって結局はエボルトが仕組んだものだし、フルボトルを使って仮面ライダービルドを作り上げたのもエボルト、もう殆どの登場人物はエボルトの手のひらの上で転がされてるわけで。その構図から、戦万にhshsしてるソンちゃんみたいな視聴者もエボルト≒脚本家の思う壺なんだなぁというのが見て取れるけど。

 

ソン:え?ゲンくん何か言った?ちょっとエボルトin戦兎と万丈の絡みを思い返してて聞こえてなかったかも。

 

ゲン:…いや別に。

 

 

 

おススメ④テーマ性

 

ソン:ビルドのテーマは科学です。科学はいつも戦争によって発展してきたという側面があります。

 

ゲン:ビルドで描いた戦争というのは「代表戦」っていうプロレスごっこだったけどね。しかも勝敗に関係なく敵国の首相は攻撃を仕掛けてくるし、その理由もパンドラボックスの光による精神汚染状態にあったからという科学からは程遠い謎パワーで理屈付けがされてたね。

 

ソン:で、でも!三羽ガラスとか!戦争による犠牲者の悲惨さとかも描いてるし!

 

ゲン:三羽ガラスは登場した瞬間から「あーコイツら死ぬ為に用意されたキャラクター達だなぁ」と思ったよね。素行も悪かったし。

 

ソン:なんでそんなこと言うのゲンくん!ヒドいよ!三羽ガラスの思いを背負って戦うカシラだって格好良いじゃない!

 

ゲン:カシラ?カシラってエボルトが三羽ガラスを模した怪人を繰り出したら勝手にブチ切れて勝手に犬死にした仮面ライダーグリス=猿渡一海のこと???

 

ソン:qあwせdrftgyふじこlp

 

ゲン:でもって結局は桐生戦兎が「物理法則を超えた救済」とやらで別世界の地球と人類を丸ごと犠牲にして創った新世界(笑)とやらで猿渡一海も三羽ガラスも生きてたって言うしょーもない話だったね。別に元の世界でいくら人間が消滅しようが関係ないっていうオチ。激エモいよね。

 

ソン:(死んでる)

 

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ソンゲン:みんな、世紀のゴミ作品『仮面ライダービルド』を忘れないでね。

 

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