令和1号ライダー、『仮面ライダーセイバー』に寄せる期待
え?
お仕事5番勝負はどうして生まれたのか
「お仕事5番勝負はつまらない」それは僕らアンチが声高に叫ばずとも、今や世間の共通認識となっている事だと思う。
なんと、『仮面ライダーゼロワン』番組プロデューサーである大森敬仁氏にも、その声は届いていたようだ。
※TTFC仮面ライダーゼロワン テレビシリーズ完結記念 東映プロデューサーチームスペシャル座談会 参照
【電子書籍】テレビシリーズ完結記念!今だから話せる「ゼロワン」東映Pチームスペシャル座談会を電子書籍で配信!
但し「つまらない」と一口に言っても
①interestingの対義語として「取るに足らない」という意味での「つまらない」
②funnyの対義語として「笑えない」「不快」という意味での「つまらない」
③amusingの対義語として「楽しめない」「退屈」という意味での「つまらない」
以上のような意味が取れる。
ここで言う世間の声、そして番組制作側が認識した声というのは大方②と③だろう。
確かに「お仕事5番勝負」編は天津垓というゲスで「不快」な悪役が、年明け1月5日(17話)から学期末 3月29日(29話)までに渡ってのさばり続ける「退屈」な1クール13話である。
変わって4月からの新学期シーズンでは、天津に溜まったヘイトを解放するが如き展開が用意されていた。
辞表パンチやZAIAパンツ一丁でスカッとジャパンにすれば子供たちも喜ぶだろう…と考えたかまでは分からないが②③の意見に対する目配せととって間違いない。
つまり巻き返しを図ったのである。巻き返せると思っていたのだ。
あのVirusがやってくるまでは、、、
しかし、この章では「お仕事5番勝負」編の本質は①「取るに足らない」である!と改めて主張したい。ほんとにしょーもない、ゼロワン。
――映画の上映と並行して放送されている『ゼロワン』テレビシリーズでは、かなり衝撃的な出来事が起きており、これからこのストーリーどうなっていくの?というスリルを感じずにはおれませんが、今後も単発の「お仕事」テーマのエピソードは続いていくのでしょうか?
大森:続けていくでしょうね。無理やりにでも。高橋:最後まで「お仕事」テーマは続けようという目標はあります。
大森:でも、みなさんもうそろそろ気づいているかもしれませんが、「お仕事」と「仮面ライダー(の戦闘)」って、食い合わせがよくない(笑)。
高橋:ヒューマギアのお仕事紹介と、或人が仮面ライダーに変身して戦うシチュエーションをつなぎにくいんですよね。打ち合わせのときもたびたび「この話、仮面ライダーが出なければうまくハマるのに」なんてことをよく言い合います。
大森:あるんですよね。「戦わないといけない?」って(笑)。
高橋:いけないのはわかっているんですが(笑)。
上記は令ジェネ公開時期のインタビュー記事からの抜粋であり、Pが「戦わないといけない?」とか言ってるのは言わずもがな「お仕事5番勝負」編のことである。
つまり、「仮面ライダー」要素を投げ打ってでも「お仕事(5番勝負)」はやり遂げたかったということなのだ。
何故?
『仮面ライダーゼロワン』のコンセプトは、
子どもには様々なお仕事紹介を、
一緒に視聴する親世代にはAIの紹介を、
ということらしいが、ハッキリ言って大きなお世話である。
その「大きなお世話」感が、或人の「キミの夢は何?」という夢夢夢夢うるさい押し付けがましさにそのまま表れてしまっているんだよな。
まぁ、このような奇怪なドラマ作りを敢行した背景としては
・新人AP3人の育成
・AIドラマとして様々な機関とのコラボ
の二つが主な目的としてあったようだけど。
あなたはゼロワンに何を期待していましたか?
短縮のwith-corona!
どこで区切られようと、どうかゼロワンの話数が短縮しすぎないことだけ⋯願います⋯むずかしいことだとは思いますが⋯
— チガサキ・ニウマギア連邦 (@newnet_01) May 8, 2020
ヤダーッッッッゼロワン話数減らないで~ッッッッヤダーッッッッ!!!(床で踊るガキのごとく)
— チガサキ・ニウマギア連邦 (@newnet_01) May 31, 2020
次のライダーに好感持てないかも分からないじゃんそんなん⋯「これでよかった」と送り出したいよ⋯ヤダーッッッッ話数揃っててもゼロワン終わらないで ゼロワンを精神と時の部屋に置いてきて!
— チガサキ・ニウマギア連邦 (@newnet_01) May 31, 2020
このターンでゼロワンの放送期間が伸びれば嬉しいけど⋯短縮されてしまうならキレてしまうかもしれない
— チガサキ・ニウマギア連邦 (@newnet_01) June 7, 2020
ゼロワンまさか8月いっぱいで終わるつもり?キレそう⋯やだ⋯短縮しないで⋯
— チガサキ・ニウマギア連邦 (@newnet_01) July 8, 2020
ああダメだ、ゼロワンが短縮されるかもしれない恐怖を突きつけられるとダメだ バーニングファルコンかっこいいねガラガラであやされないとダメ バーニングファルコンかっこいい
— チガサキ・ニウマギア連邦 (@newnet_01) July 8, 2020
残念ながら、『ゼロワン』は6話短縮され全45話となった。
おっとこれはあの『エグゼイド』の話数と同じなんですねエモ。エモゼイド。
因みに、コロナストップ前に台本が完成していたのは38-39話のaibo回までだそう。
漫画家や弁護士、医師など、様々な本職の方々、またTOKYO GIRLS COLLECTIONなどのイベントや植物工場などの研究施設とコラボレーションを重ねてきた「仮面ライダーゼロワン」ですが、第38話と39話でのaiboとのコラボがシリーズの集大成となります。本物の人工知能の出演の意義に関しては前回お話しした通りですが、数多くのコラボレーションはシリーズ自体のエネルギー源にもなっています。
ゼロワン 39話:「ソノ結論、予測不能」 | 仮面ライダーWEB【公式】|東映
残りの40話から最終話までの6話は何故かお仕事紹介も無くなってしまった。「無理矢理にでも」「最後まで続ける」と言っていた。お仕事テーマが。何故か。
それはね、コロナだから。
フムフム。
期待のヒー・ザ・ワン
『仮面ライダーゼロワン』、大森プロデューサー(エグゼイド・ビルド)、杉原監督(ルパパト・ジオウ アギト編)、高橋悠也脚本(エグゼイド)、音楽は坂部剛(ゴースト)と、「布陣!!!!!」って感じがすごい。東映近年の集大成のよう。
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) July 17, 2019
一年後
高橋脚本の特徴に『理論の飛躍』があると感じていて、「それってそういう意味!?」「その解釈で突き通すのか!」みたいな、既存の単語や概念を意図的に拡大解釈してお話を転がす例があって、このパワープレイで押し切れたのがエグゼイドで、逆にやや裏目に出たのがゼロワンかな、という感覚がある。
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) August 31, 2020
誤解を恐れずに言うと、私は脚本の高橋悠也氏をそこまで信頼してもいないかわりに、それほどアンチであるつもりもない。
コロナ禍に於いて、ゼロワンを終わらせられるのはただ一人、ゅぅゃだったと言うのは間違いない。
誰も予測し得なかったゼロワンラスト6話は擬似エグゼイド、エグゼイド2のような何かとして盛り上がりを見せていた様子。
寧ろ、『エグゼイド』のようにラスボスと無為なイタチごっこを14話も続けずに済んだ分キレイな出来だと言える。
暴動を起こしたヒューマギアは無罪放免、或人も無罪放免、天津も無罪放免、滅亡迅雷も刃も無罪放免、イズは復活。ただしチェケラ、てめーはダメだ。
意味不明な倫理観で物語を解決に導こうとするのは…!!!
君のいいところだ(^^)
【#劇場版仮面ライダーゼロワン 】
— 劇場版 仮面ライダーゼロワン/魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE (@toeiHERO_movie) September 13, 2020
楽園✨vs地獄🌋⁉️
/
劇場版オリジナルフォーム
ゼロワン #ヘルライジングホッパー 解禁‼️
\
"楽園"の名を持つエデンとは対照的な
"地獄"を象徴するライダー⚡️
敵と味方が逆転する⁉️
ヘルライジングホッパーは何者なのか⁉️
詳細は劇場でお確かめください👀 pic.twitter.com/NkATrMQvo6
解決してなかった
コレがセイバーの生きる道
ゴーストは観ててだいぶフムーって面持ちになっちゃうライダーだった思い出があるけど、局の打診で当初から大きく作風が変わった紆余曲折もあったというし、キャラの愛嬌は凄くあったから、良かった所良くなかった所踏まえてまた挑戦されるであろうセイバーどうなるのか楽しみではある
— でるた (@delta0401) July 29, 2020
でもセイバーは面白いライダーになって欲しい。ゼロワンはaibo出てきた回で流石にもう悲しくなってこれ以降観てないしな…
— でるた (@delta0401) July 29, 2020
ゴーストとセイバー私はどっちもめっちゃ好きだし両者そこまで似てるとかは思わないけど、ゴースト始まった頃にTLで見かけた「なんでみんな普通に笑って観てられんの?オレ、これ仮面ライダーとして正気じゃないと思うんだけど」みたいなことツイートしてた人は多分今年も発狂してるだろうなとは思う。
— 桐沢たえ (@kirisawatae) September 14, 2020
セイバー、2話で「令和のゴースト」である事を確信して今後が楽しみなんだけど、迷走を続けていたゼロワンの次に来るのが令和のゴーストで本当にいいのかという気がするな?(令和ライダー2作目ですよ?)
— とり (@tori_555) September 13, 2020
毎年この時期、新ライダーの制作発表が行われる当日、脳がだいたいこんな感じになってしまう。 pic.twitter.com/z5O5Y0r1Ka
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) August 4, 2020
『仮面ライダーゴースト』については、私は視聴を切ったんですよね(ぇ。
3話辺りまで観て抱いた感想は初めの章で挙げた③の「楽しめない」。それに尽きました。
でも今回『仮面ライダーセイバー』も3話まで来ましたけど「楽しめない」ってことは無いですね。フムーってことはありますけど。
俺が不安だったのは『ゴースト』要素というよりも
・多人数ライダー
・つまんない紹介文のヒロイン
・加齢臭のする公式アカウント
・声が変な紫ライダー
・顔面偏差値だけで採用した敵集団
この辺り。
特に多人数ライダーについては『鎧武』目指すのかな?とか言われてましたからね。
鎧武通して一番好きな必殺技が決まりました。
— 岡 宏明 (@H_Oka_official) September 23, 2020
ブラーボ&グリドンの
「カモン!ドングリスパーキング!」
「キャ、キャキャキャ、キャッチ」
「大丈夫!?坊や大丈夫!?」
です。
かつて、仮面ライダーシリーズを終わらせようとするほどの意欲的なヒーロー番組があった…
『セイバー』は『響鬼』を目指せ!
同じ多人数ライダーなら『響鬼』でしょ。ソード・オブ・ロゴスとかいう変な組織もあるし。令和に持ち出すならこれ以上無いくらい可能性のあるテーマを秘めてると思うんです。
まぁ、仮面ライダーバスターをクリスマスに爆死させたいなら止めはしませんけどね。
オチはないです。